1box for 2trees わかりやすさとわかりにくさ
こんにちは、1box for 2trees project あずま です。
アスクルはコピー用紙の生産国であるインドネシアにおいて原材料となるパルプ材の植林を確認するプロジェクトをもっています。
その名前が " 1box for 2trees (直訳:2本の木のための1箱)。
2010年4月頃に生まれたコンセプトは、下記のようなものでした。
「コピー用紙を買ってもらったら、将来の原材料をきちんと確認しよう。これからもちゃんとした材料であるために。」
お客様向けのカタログやウエブサイトなどでは、下記のような説明をつけていました。
「お客様のお買い上げが2本の植林につながります。」
そして、商品の箱のデザインも変更して、同じ説明文を加えています。
ここに私たちの反省があります。
以前にも書きましたが、植林=自然を守る といったイメージが強く、コピー用紙の材料として収穫(伐採)した、木材の分だけ森林を増やす(切らない木の森林)と理解されてしまうことが未だにあります。
また、この植林は将来のパルプ材となる木ですが、その植林の費用やオペレーションをアスクルが負担しているとの理解をされることもあります。
実際は、植えているのは私たちのサプライヤの関連会社である、現地植林会社であり、そのマネジメントもオペレーションも彼らが行っています。
私たちがしているのは、彼らの植林活動がどのような場所に、どのような管理で行われ、それが持続可能なのか、そして社会面を含めてどんな課題があるのか、周辺の利害関係者とはどんな対話が存在するのか、などを理解して解決のお手伝いをしていくことです。
「そんなことはしても意味がない」 「Business as usual (いつもどおりのことだ)」 などの批判を受けることがあります。
と書いてみて、やはりわかりにくい説明になってしまいました。
これはわかりにくい内容として残し、また書き直します。
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Shunichiro AZUMA
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