産業植林とよりよい暮らしのために
1box for 2trees あずまです。
インドネシア製のオリジナルコピー用紙の原材料を確認する"1box for 2trees"。
2010年に植えたユーカリは、2015年に伐採、収穫期を迎えました。
2015年に収穫した土地には、またユーカリを植え、2016年12月に見に行くと15メートルの木になっていました。収穫は2020年です。
インドネシアスマトラ島の「木の畑」は、これからもずっと続きます。
お客様にオフィスの定番商品であるコピー用紙をこれからも使っていただけるように、私たちはこれからもずっと原材料の確認を続けます。
さて、インドネシアからコピー用紙を調達している私たちアスクルができることはなんでしょう。
サプライチェーンを通じて何ができるでしょうか。
調達を続けることは大切です。
もっとたくさん調達することも大切でしょう。
それだけで十分でしょうか?
他にもできることがあるのでは?
パルプ材の植林地にはひとが住んでいます。
パルプ材の植林地として開墾する目的で、国から土地を借り請けたときに、国から求められることの一つに「地域住民との共生」です。
そのために、植林会社は地域のインフラ整備や生活や行事のサポートをしています。
アスクルは商品を調達しているだけだから、そんなことは気にしなくてよい?
森林認証製品だから、合法性や持続可能性については十分配慮している?
そういう解釈が一般的であり、そう定義するのが普通でしょう。
"1box for 2trees"はインドネシアでの産業植林とつながっています。
現地ではたらくひとたちの家族や生活ともつながっています。
私たちの役割は、サプライチェーンを通じていろいろなことをつないでいくこと、つないでいくことで課題を解決することだと考えています。
新しいプログラムを開始しようと年初から調査と調整を続けてきましたが、予定していた時期のスタートは間に合いませんでした。
理解や調整が難しいからこそ、取り組みには意義があると考えています。
今年も年の瀬になりました。
インドネシアの植林会社の皆さんに今年もお世話になりました。
インドネシアの製紙メーカーの皆さん、日本法人のみなさんに今年もサポートいただきありがとうございました。
アスクルのみんなや協力会社のみなさん、今年もありがとうございました。
私の話を今年も聞いてくれた友人に感謝します。
アスクルサービスをご利用いただきましたお客様に感謝いたします。
ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
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アスクル株式会社
東 俊一郎
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