20haプロジェクト出張報告④:こりゃすごい場所だ!
1box for 2trees project あずまです。
破壊が進んだ保護されるべき森林の修復再生を通じた地域社会の経済的支援と生物多様性の確保にチャレンジするアスクルの20haプロジェクト(長っ!)の現地確認はこのサイト3が今回の最終です。
サイト2からボートで川を遡ること約45分。
とんでもない場所に上陸です。
長靴を履いていますが、社員の先頭の隊員は完全に太ももまで浸水です。
なんでこんな場所を選んだんだ!?と半ば怒って聞くと、同行していたメンバーのひとりが、
「ワタシガ ランドオーナー ナンデスヨ~」
そういう選び方をするんじゃないよ!将来の利益をひとり占めするつもりか???という疑問がまた生まれます。
コミュニティを巻き込んだ活動には、地域の有力者だけが利益を享受することがあり、きちんと利益の分配がされないことがよくあると現地のJICAを訪問したときにも聞きました。コミュニティへの事前の理解をどう図るかがこのようなプロジェクトの成功の鍵であると聞きますが、プロでも難しいことだそうです。
現場では、過去の違法伐採の跡も見られます。
保護されるべき樹種が伐採されて売られたのでしょう。
とりあえず、この現場で今回の監査は終了。
記録としてグループフォトです。しかし、どれがニッポンジンだ?
戻るためのボートに乗るのもひと苦労。
噴出した数々の課題を抱えて、まずはジャカルタに戻ります。
この課題を解決するために、新たに投入するパートナーと会うためです。
どんな窮地においても、必ず複数の打ち手があります。解決したいと思うとそれが見つかる、または自然に集まるものです。
しかし・・・これってシゴトか?
1 for 2
Shunichiro Azuma@Tokyo
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