本番だと思っていたら練習でした
20ha project あずま です。
4月の20ha プロジェクトサイトの訪問と関係者との対話、6月の関係者が集まったジャカルタでのミーティング、そしてプロジェクトのアセスメントをしてもらうために新たに加わってもらうパートナーと今月行ったミーティング・・・これらを踏まえて、あらためて下記の整理ができました。
1. 始めるとどんなことが起きるか?
2. 計画と実際にどんな差異が発生するか?
3. その都度どんな判断が求められるか?
4. その結果どんなことが起きるか?
5. 学び、そのうえで行動することが求められる。
これらの経験を終えて、初めて海外での環境保全のプロジェクトを運営する資格?入門?ができるのでしょう。
よって、こうなります。
「 "20ha project" これは本番ではなく、練習である。」
現地に詳しいわけでもなく、駐在しているわけでもなく、出張ベースで断片的な事実をつかんでいるだけではプロジェクトが上手く運ぶはずはありません。
危機感はもっていたので、定期的に現地パートナーに相談し、助言をもらいながらいくつかの課題を解決してきましたが、それだけでは足りないことがわかりました。
ここでの経験や学習、やってきた判断(間違いを含む)を活かし、プロジェクトを様々なスケールを使い、評価することで建て直しや新たなプロジェクトへのチャレンジができると感じています。
再度、この小屋でもっと考えることも必要でしょう。蚊が多いのが気になりますが・・・。
あるいは、この小屋で昼夜を過ごすことが必要でしょうか。電気も水道もありません。
今週7/20(金)から、インドネシアではラマダーンが始まり、8月中旬まで続きます。この期間はプアサ(断食)が行われ、イスラム教徒は日の出から日没の間は飲食を絶つことを行います。実際はひとによって、断食具合はずいぶん違いますが・・・。
それくらい信仰や習慣にも差があるのがインドネシアの面白いところだと思います。
ラマダーン明けは、レバランと呼ばれる休暇がやってきてみんな大量のお土産を買って帰省をします。
今月は東京のオフィスに缶詰状態での仕事があり、出張にでれないので、次回出張と新たなパートナーとの調整に時間を使っています。
私たちが、現地出張するのは、もちろんレバラン休暇が終わってからです。
でないと、行ってもみんな腹が減っているか、帰省して留守ですから。
Many problems, many challenges.
1 for 2 : Shunichiro Azuma in Tokyo.
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