産業植林の会社は消防隊を持っている
こんにちは、1box for 2trees project あずま です。
アスクルが、将来の原材料を確認するプロジェクト "1box for 2trees" はインドネシア現地のサプライヤーとともに活動をしています。
製紙会社 ⇒ パルプ製造会社 ⇒ 植林会社 とサプライチェインを遡っていくのですが、私が関わるのは植林会社です。
インドネシアでは、農業や自然発火が原因となり、森林火災が発生します。その規模は大きくて、煙害により飛行機が着陸できなかったり、隣国マレーシアへ影響することもありました。
その森林火災によって、植林会社が被害を受けることがあります。
将来の原材料として、植樹した木や成長した木、パルプ材の森林が火災により消失してしまうのです。
これを未然に防止するために、彼ら植林会社は大規模な消防隊を持ち、消防車や火の見やぐらなどの設備を持っています。
リ アウ州でのアスクルのプロジェクトサイトで、この消防隊の訓練を見る機会がありました。
先日参加した、REDD+(レッドプラス)のセミナーでは、このような消防隊をある地域で新たに編成、教育訓練することで森林火災を防止して、やったときやらなかったときのCO2排出の差異を比較するという考え方もあると学びました。
いずれにせよ、環境課題を解決するのは、意見をばかり言うひとたちではなく、今出来ることを自ら進んでやるひとたちだと思います。
私たちはそのひとたち(後者)と仕事を続けます。
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Shunichiro AZUMA
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