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2012年12月12日 (水)

Life in Jungle : Eat by own hand

1box for 2treesプロジェクトあずまです。

先週、現地を訪問したインドネシア スマトラ島ジャンビ州で行われているパルプ材の産業植林は、現在も進行中であり、将来のコピー用紙の原材料となるアカシアやユーカリが今日も植えられています。

現在は、インドネシアは雨季にあたり、産業植林の現場では道路が痛み(舗装されているわけではないので)、移動や運搬効率が落ちるようです。でも、この時期は苗の活着がよく植えるには適している時期だそうです。

また、もうひとつのプロジェクトである、同じくスマトラ島リアウ州で、インドネシア固有種であるジュルトゥンを地域住民の協力の下で植えていく ”20ha project" は、現在新しい仲間による現地調査を終え、その中間報告を待っているところです。

この調査の目的は、プロジェクトの設計や成果を判定するだけではなく、森に住んでいるひとたちのニーズは何なのかを調査し、プロジェクトの現在の状況と今後の展開を考える機会だと考えています。

さて、私たちアスクルのインドネシアでのプロジェクトは、「現地に入り込む」 ことから始まりました。

入り込むことによって、様々な機会と対話が生まれ、何も分からなかった私たちでもいろんなことを知り、学ぶことができました。

所詮私たちニッポンジンは、インドネシアからは外国人です。

ビジネスの現場でも、植林地においても私たちのルールや物差しが、いかなる時も優先されるわけではありません。

国ごとにルールがある、と言われることもあります。

だからといって、私たちはニッポンのお客様に商品を販売するニッポンの会社なので、ニッポンで通用する物差しで物事を判断していかなければなりません。

そういった中で、相手の(相手国の)様々な事情をいかに理解し、判断し、対応していくかが私たちのプロジェクトの役割と責任です。

インターネットで検索すると情報はいくらでも入手することができます。

その情報が正しいか、それとも間違っているか、そして新しいのか古いのか、評価は誰によってされているのか、その評価者はどういった立場にあるのか、評価の指標は誰の指標なのか・・・など考慮すべきことは山ほどあります。

山ほどあるからといって、100点満点を取ろうと考えすぎては、前にも後ろにも進めません。

まずは、迷わず自らの手で食べてみることです。

食べた後で、ほんとうにヤバイときはすぐに分かります。

分からなければ、そもそも食べる資格がないということです。

Hand_2

スマトラ島に行くと、手で食べる機会に恵まれますので、私はできるだけそうするようにしています。

とても食べにくいですが。

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1 for the forest and another 1 is for the people in Indonesia.

Shunichiro AZUMA

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