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2015年3月19日 (木)

木の畑が生まれ故郷

1box for 2trees & 20ha projectあずまです。
インドネシア製のアスクルオリジナルオリジナルコピー用紙は、木の畑で作られています。
2010年にパルプ材の植林地で植えられたユーカリやアカシアの苗は、乾季の強い日差しに照らされ、雨季の雨に打たれて5年が経過しました。今年は、伐採期つまり収穫を迎えます。気候に恵まれたインドネシアではもう収穫ができるのです。
これは、植えて育て、採る農作物と同じです。
だから、私たちはパルプ材の産業植林地を「木の畑」ということにしました。

2010年から、インドネシアの植林地に足を運んで、今年で6年めに入りました。
来月には、1box for 2treesで植えた最初のエリアの収穫にアスクルは立ち会います。
この材料がコピー用紙の原材料になります。

インドネシアの植林地を取り巻く環境は複雑で、関係者が協力しあって解決すべき課題があります。
行政による植林地運営権の発給状況、植林地内に住み生活する人々、石炭や鉱物などの資源開発、地熱発電と自然保護区域、生物多様性や自然環境保全、さまざまな利権、土地の利用や所有を巡る考え方の違い…。

これらの課題を避ける、リスク回避することばかりが注目されがちですが、事業者に求められること、大切なことはこれらの課題を解決することです。

インドネシアにおける私たちのサプライヤーであり、1box for 2treesのパートナーである製紙メーカーは2013年に森林保護政策を宣言し、さまざまな課題解決にチャレンジしています。
アスクルは、購買企業として彼らの取り組みがよい方向な進んでいくように、ポジティブな圧力をかけ続けています。

お客様はもちろんのこと、いろんな方に見ていただきたいので、アスクルはコピー用紙についての考え方や取り組みを紹介したウエブサイトをもっています。
ご感想やご意見などいただければうれしいです。
http://1for2.askul.co.jp

企業に求められるのは、常に課題解決だけです。
停止することも大変ですが、継続することはもっと大変です。
アスクルは、ビシネスを通じて、社会経済環境課題が解決できると信じています。
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We are on the ground.
Shunichiro AZUMA

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