アスクルコピー用紙 ウラ オモテ アシタ（活動ブログ） - アスクル株式会社

1box for 2trees & 20ha project あずまです。
ニュースなどでご存知かもしれませんが、インドネシアのスマトラ島やカリマンタン島では現在、森林火災との戦いが続いています。

今は乾季、今年はエルニーニョ現象の影響もあり、乾燥した状態がより森林火災の延焼を引き起こしているそうです。

スマトラ島やカリマンタン島での森林火災の原因は自然発火ではなく、農業のための野焼きが主たる原因とされています。
野焼きは安価な整地方法として東南アジアではよく行われています。
しかしながら、森林減少や煙害を引き起こすために、禁止されていたり、事業者は野焼きをしない宣言をしているそうです。

でも、なぜ野焼きがなくならない？
それには複雑な理由があるそうです。
簡単に安価に土地を開墾でき、農業を営むことができる野焼きを個人が行う背景には、途上国の文化的そして経済的な要因が存在します。
アスクルが民間企業3社で取り組んでいるベトナムでの森林減少の抑制にも、同じ原因が存在します。
課題解決には、経済的な変革が必要です。ローカルな経済的メカニズムを変えなくてはなりません。

今週はスマトラ島にいるはずでしたが、森林火災の煙害により空港が閉鎖されることが頻発しているので、出張を延期しました。

煙りが減っているであろう、来月に長めに行くことにします。
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We are on the ground
Shunichiro AZUMA in Tokyo