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2015年11月30日 (月)

現物があるか

1box for 2trees & 20ha project あずまです。

いつもアスクルサービスをご利用いただき、ありがとうございます。
私たちは、アスクルオリジナルのコピー用紙の品質だけでなく、製造国インドネシアで原材料や製造プロセスも確認しています。
お客様にいつまでもコピー用紙を使い続けていただきたいからです。
何人もの社員が製紙工場、パルプ工場、植林会社の現場に足を運び、対話を重ね、必要な改善を行い、よりよい品質の商品を現地と共に作り出すことに一生懸命取り組んでいます。

コピー用紙はオフィスの定番品です。
電子化、ペーパーレスが進んでも、やはり紙を使ったコミュニケーションは便利です。
会議資料、提出資料も電子ファイルで提出、閲覧されることが多くなりましたが、果たしてどれくらい真剣に見られているのか少々疑問です。

絵を描く時も紙に手で書くことが大切です。
一度書いた線は、必ず残ります。
それをどう修正するのか、足すのか、引くのか。

アスクルがオリジナルコピー用紙を製造委託しているインドネシアの製紙メーカーでは、製品がきちんとつくられています。
ていねいに作られた苗を、大切に植え、育てられています。
育てられた木は、木の畑で収穫され、トラックに乗せられてパルプ工場へ運ばれます。
作られたパルプからコピー用紙も作られます。

苗を植えるひと、下草を刈るひと、肥料をあげるひと、伐採をするひと、伐採した木を重機で束ねるひと、それをトラックに積むひと、森林火災を消すひと、地域コミュニティと対話するひと、パルプ工場で働くひと、紙をつくる工場ではらくひと、トラックで運ぶひと、船ではこぶひと…。
本当にたくさんのひとたちが関わり、アスクルオリジナルのコピー用紙は作られています。

アスクルのコピー用紙は、スマトラ島で働くひとたちとその家族の生活とつながっています。

アスクルオリジナルのコピー用紙は、現地現物とつながっています。

現物が見えない活動や主張には気をつけたほうがよいと最近思うようになりました。
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Field is better than office
Shunichiro AZUMA

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