フライオーバー(上空からの視察)!!
人生初のヘリコプター!!
インドネシアでの植林(プランテーション)の規模に圧倒されてしまいました。
■延々と続くアブラヤシ
ジャンビ州上空から見える景色は、パルプ材に使用するアカシアやユーカリだけではなく、アブラヤシのプランテーションもそのひとつです。地平線まで広がるアブラヤシは換金作物としては、パルプ材よりも価値が高いそうです。天然林のパルプ材への転換も問題視されていますが、アブラヤシも難しい課題だそうです。消費しているのは誰か・・・誰が責任を負うべきでしょうか。
■植林を伐採するとこんな感じ・・・
パルプ材の産業用植林地とは上空からズームで見てみるとこんな感じです。アカシアは約6年で高さ30メートルくらいまで成長し、伐採の時期を迎えます。この写真は伐採された部分がよく見えます。何か痛々しい風景にも見えますが、紙の原料となる木材はこのようにして伐採されるのです。
■さまざまな事情やルールが入り混じる
伐採後のプランテーションと自然林が隣接しています。土地の所有権、先住民、政府から許可を得ているプランテーションなど、インドネシアでは、森林保全と現地の経済活動がとても複雑な事情で絡み合っています。残された生態系を保全していくためにも、自然林伐採への圧力を緩和していくことはとても大切なことであり、私達も事業を通じて課題解決への働きかけをしたいと改めて感じました。