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2011年7月 5日 (火)

森林の修復・再生への取り組み準備状況(その1)

こんにちは。1 box for 2 trees プロジェクトリーダーのあずまです。

2011年2月に取り組みを宣言した、「森林の修復・再生計画」の準備状況を報告いたします。

このブログで何度か触れさせていただいていますが、気合も入っていたこともあり、確証のないまま「意思があれば始められる!」と意気込んでおりましたが、関係者との調整と現地が抱える複雑な事情により、スタートがかなり遅れています。

でも、関係者の協力によりなんとか方向性が見えてきました。

対象地と協力者との調整も進み、現在は関係者間の取り決め事項を明確にしています。どこで、なにをどれくらいやっていて、その進捗具合はどうなっているか?これらすべてを公開していくことを予定していますので、工程表も詳細に作成すべく進めています。

この写真は現地の保護区の中核部分であり、豊かな森林が維持されている場所だと思われます。

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この地域は、自然保護という観点だけでなく、人間の活動とどうやって共生するかという課題に取り組む場所としてユネスコの承認を得ているそうです。この生物圏保護区内での不法侵入や密猟、森林火災といった現地特有の課題をどうやって解決し、その結果として豊かでバランスのとれた地域社会を 構築していくか・・・というとても難しいテーマをもっています。

地域社会を支えるのは、収入であり雇用であり、教育でもあると思います。我々が現地で生産された紙製品を購入しつづけることも、この考え方につながってくると私は思います。

木を植える前に問題が起きたり、植えてから農業を目的に誰かが焼いてしまうというリスクを抱えていますが、まずは1年間をかけて、植樹とメンテナンスを行いながら、さらに私たちが協力していけることを現地のみなさんと考えていきたいと思います。

今回の森林修復・再生の大きさは20ヘクタールととても小さなものです(小さいといっても日比谷公園より大きいです)。

関係者との取り決め事項の最終確認に、近々現地へ・・・。

それにしても、まずは社内の関係者との調整が残っていますが・・・。

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