バランスが失われたときに変化が発生する
1box for 2trees プロジェクト あずま です。
アスクルが販売しているコピー用紙のうち、インドネシア生産のものはアカシアもしくはユーカリという植林された「木材」を原材料にしています。
森林から生まれたものを、材料として利用しています。その原材料が現在、そして将来にわたって持続可能かどうかを確認し、必要にあわせて様々な改善活動を行っていくことが、わたしたちの "1box for 2trees プロジェクト" です。
私たちの説明が足りないこともあり、「木を植えているんですよね?」 と聞かれることもあるのですが、繰り返しですが、将来に渡りお客様が安心してアスクルでコピー用紙をお買い上げいただけるように品質保証のための活動をしているのであって、ひたすら木を植えているわけではありません。木を植えているのは、現地の植林会社です。
林産物を利用していく中で、企業の成長や消費の拡大により、様々なバランスが崩れてしまうことがあると思います。また生産国が、新興国で天然資源が豊富である場合は、それらを産業として積極的に拡大していきます。
また、立場によっては「バランスが取れている」の前提条件や解釈が大きくかわってきます。
動植物にとってのバランス、人間にとってのバランス、企業にとってのバランス、国にとってのバランス、現在あるべきバランス、将来あるべきバランス、すべて違ってくるかもしれません。
バランスが保たれているときには、何も生まれないと思っています。バランスは悪いほうがいいときもあると思います。
私たちが取り組んでいるインドネシアにおけるプロジェクトを取り巻く背景としては、現在が、少々バランスが崩れている時期だと思っています。様々な主張があり、変化が生まれるタイミングだと思っています。
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