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2011年9月30日 (金)

出張先でのリスク管理(大きめの虫)

こんにちは、1box for 2treesプロジェクトのあずまです。

さて、以前にリスク管理のひとつとして蚊が媒介する病気について書きましたが、今回は思わぬ虫(?)との遭遇についてお話したいと思います。

昨年、2月にインドネシアスマトラ島南部のランプン州を、環境NGOのみなさんと視察して回った際に宿泊したホテルでの出来事です。

現地では夕食が終わるとほとんどすることがなく、翌日に向けた打ち合わせなどを終えると部屋に戻りテレビを見たり、はやめに休むことが多いです。テレビも、インドネシア語なので何を言っているのかよくわからないので、長時間見るのは難しいです。
その日も、夕食後に部屋に戻り、さてシャワーでも浴びようかなと思っていると床を何かが横切りました。
その部屋の床は白い人工大理石だったので、黒っぽいものが動いたのが見えました。

恐る恐る、動いた方向を見るとなんと15センチほどの灰色のクモです。そのクモは日本では見ることができないような、007の映画に出てくるようなもの。どうみても強力な毒をもつ毒グモであります(クモに関する知識がないのでそう思いました。)

Spider

これは困った・・・と思い、私が出した結論は「戦うしかない」でした。
クモを放置したまま寝れば、それこそ007の映画のようにシーツの中にクモが侵入してくるはずです。それを阻止するには戦って勝つしかないと考えました。

そう考えているうちに、そのクモは床から壁を伝って、天井に移動していました。天井が高い部屋でしたので、棒状のものを探しましたが部屋にはありません。そこで選んだ戦法は、「丸めた紙を投げつける」でした。何かあったときのために、まず写真を撮り、その後
狙いを定めて、クモに向けて紙の玉を投げつけました。残念ながら(?)狙いは外れ、クモはなんとジャンプして床に戻ってきました。

「飛べる」ということにビビッていたら、そのクモはもう飽きたのかドアから出て行きました。
ドアから廊下を見ると天上や壁に同じクモが数匹張り付いており、鳥も飛んでいました・・・。

朝起きてから、同行している現地NGOの人に話して写真を見せたら「これは危険な毒グモだ」と脅かされましたが冗談だったようです。なんという名前のクモで毒があるかないかは調べていませんが・・・。

これからも、注意できるときは注意したいと思いますが、どうしようもない場合があると思われます。

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