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2012年5月11日 (金)

一難去ってまた一難がよい。

1box for 2trees project あずまです。
2011年12月よりスタートしている、森林修復再生を通じてインドネシア現地の地域社会への経済的支援と生物多様性の確保にチャレンジするアスクルの 20haプロジェクト は決して順調に進んでいません。
むしろ、このままの状態で進めると期待している成果がでるかどうか全くわかりません。
私の計画と実行力の甘さも原因にありますが、世の中でこの手のプロジェクトで本当に成功しているものがあるのか?という疑問もあります。

さて、あらためてですがこれまでどんなことが起こったかを挙げてみることにしました。

1. 対象地で社会的紛争に近いことがおきて場所を変更した。
2. これに伴い協力者となる地域コミュニティを変更した。
3. 契約の内容が社内の承認を得られず、変更した。
4. 現地で歓迎を受け、謎の葉っぱを食べて具合が悪くなった。
5. 資金計画に不備があり、カネが足りないと言われた。
6. これに伴い、再度活動および資金計画を調整、作成した。
7. 現地監査にて、川が通行不能で立ち往生。
8. 植樹したものの生存率が予定より低い所感。
9. 植樹サイトの分散。
10. 地域コミュニティや協力者への利益分配の不公平感。
11. 地域コミュニティへの事前の理解がまだ足りないという不安。
12. 「お話ししたいことがあるので後で行きます」という連絡。
13. やはりなんといっても「遠い」。
14. リーダーシップと決断力が問われる。
15. アタマから離れない。

まだまだありそうです。
解決に向けて、3つの対策を打ちます。
常に対策は複数。
失敗しても次の策で立ちむかえるように。

一難去ってまた一難 くらいが、緊張感があって調度よいのでしょう。

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Shinichiro Azuma

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