Life in Jungle : Community empowerment in JAMBI
1box for 2trees あずまです。
もし、自分たちの権利や活動を脅かす相手が出てきた場合、人はどんな行動に出るでしょうか。
話し合って解決する、徹底的に戦って相手を潰す、我慢して放置しておく などいくつかの方法があるでしょう。
インドネシアのパルプ材植林地においても、土地利用の権利を巡って人間と人間の対立が存在します。
それらの課題解決には、ビジネスの安全を保ち、脅威になることがない状況をつくるには、「対話」と「協働」が必要です。そしてその活動は短期で成果が出せることと、そしていかに長期的な約束ができることが必要です。
今回、私たちが訪問した村は、私たちのパートナー企業のパルプ材植林地内にあります。
彼らは、以前は生計の一部を違法伐採を含む森林伐採に頼らざるを得ず、それが植林会社の脅威となっていました。
そこで、植林会社はその村にある沼地を利用した漁業の技術とトレーニングの提供、そして流通経路を確保しました。これにより、この村は森の中に住み続けながら、森林資源の破壊に頼らない生活に移行することができました。そして、森は守られ、植林会社の土地や事業への脅威も消えました。
このような活動ができるのは、誰でしょう。
私は「事業者」だと思います。
具体的な目的があるからこそ、達成意識を持ち、継続ができるのだと思います。
捕獲できる魚種はナマズ。新鮮だから、村まで仲買人が買いにくるそうです。
サプライチェーンの中にある、こんな活動にも、事業者として参加したいと強く思いました。
書類とウエブサイトを東京で座って見ていても、何も見えませんし、何も感じないでしょう。
今日はこれから、ジャカルタで会議をひとつ済ませてから、2013年の我々の活動計画をつくります。
来年も忙しくなると思われます。
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1 for the forest, and another 1 is for the people in Indonesia.
Shunichiro AZUMA in Jakarta
Posted from するぷろ for Lekumo ビジネスブログ.
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