LIfe in Jungle : Oil Palm
1box for 2trees プロジェクト あずまです。
"Oil Palm" "オイルパーム" "油やし" "アブラヤシ" をご存知でしょうか。
私は、インドネシアを初めて訪れた2010年3月以前には、知りませんでした。
アブラヤシというのは、下記のようなものです。
「熱帯雨林の木が伐られて作られたプランテーション。そこに植えられたのはアブラヤシという木です。アブラヤシからはパーム油とパーム核油という油がつくられます。アブラヤシは油が採れる他の植物と比べて収穫量が断然多く、パーム油は世界でもっとも活躍している油のひとつ。今や人々の暮らしに欠かせない存在です。 ~「サラヤとボルネオの話:サラヤ株式会社 より」
単位面積当たりの収穫量が多いということもあり、大規模なプランテーションだけでなく、小さい単位での栽培もインドネシアでは人気です。
パーム油の使いみちは、その85パーセントが食用だそうで、需要は旺盛、インドネシアやマレーシアでの農園開発が広がってきました。アブラヤシは、植樹後数年で初めての収穫ができて、以降35年間は実をつけ続けるそうです。収穫は、2週間ごとにできるようで、温暖なインドネシアにはとても適した作物ということもあり、人気があるようです。
こういった背景もあり、その農園開発が無秩序にならないように、パーム油に関わる人々が生産地の自然環境に配慮して、適切なルールづくりや持続可能なパーム油の認証制度などもつくられてきました。
▲アブラヤシの木はこんな感じです。いわゆるヤシ(ココヤシ)よりも背は低く、幹も太いのです。
▲上空(ヘリコプター)からみると。
▲手前がアブラヤシのプランテーション、その向こうがユーカリ(パルプ材)のプランテーション。
このように、場所によってはそれぞれが入り組んでモザイク状になっています。
▲収穫されたアブラヤシは、小規模なガーデン形式であれば、このように民家の軒先に置かれて回収業者が工場へ運びます。
▲このように、房から実をはずしてトラックで運ばれることもあります。
▲トラックからこぼれそうです。アブラヤシは収穫後48時間以内に、油を絞らないと酸化してしまうそうで、"Fresh Fruit Bunches : 新鮮な果物の房? " とも呼ばれています。
▲ひとつはこれくらいの大きさです。
アスクルが取り扱う商品にも、今後このパーム油を原料とした商品が登場するかもしれません。
そのときは、また新たなプロジェクトが立ち上がると思います。
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1 for the forest, and another 1 is for the people in Indonesia.
Shunichiro AZUMA
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