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2013年12月27日 (金)

2013年の反省、2014年に向けて


1box for 2trees & 20ha projectあずまです。

現在、アスクルでは、1box for 2treesのウエブサイト(http://1for2.askul.co.jp/)の改修を計画しています。 2010年に、アスクルオリジナルのコピー用紙の原材料となる産業植林の確認や、保全のための植林活動を紹介するウエブサイトとして公開したこのサイトも、現在となっては、少々(とても?)分かりにくく、読んでみようかな・・・という興味をもってもらえないようなサイトになっていると反省しています。

新サイトのリリースは、2014年春を目標にしています。 もう数ヶ月しかないのに間に合うのか?と自分でも思います。

新サイトでは、アスクルオリジナルのコピーペーパーに関わるインドネシアの活動や話しだけでなく、より幅広い内容にしたいと思っています。 今年からスタートしたベトナムでの森林保全への参加や、今後取り組んで行こうと考えている日本国内での活動もご紹介する予定です。
そして、お客様に楽しんで参加いただけるようなコンテンツも盛り込みたいと思っています。

アスクルがインドネシアで取り組んでいる "1box for 2trees" は、アスクルのコピー用紙の原料となる植林が持続可能であるかを確認し、その中にどのような課題が存在するかを知り、解決の手伝いに取り組む活動です。 3年が経過し、生育したユーカリはもう森になっています。 産業植林をめぐる環境課題や社会課題についても、きちんと目が向けられ、現地では抜本的な解決や未然防止に向けた具体的な活動が進んでいます。

もうひとつの活動である、"20ha project"は、保護されるべき森林を修復再生していく環境植林です。 インドネシアスマトラ島のアスクルオリジナルコピー用紙の原材料由来地に近い、 リアウ州のギアム・シアック・ケチル・ブキットバツ保護区でジュルトゥンというインドネシア固有種を森の中に住む地域住民と植えています。 生活の糧を森から受けている人々にとって、「森を守る」ということは大きなチャレンジです。この活動は始まって2年が経ち、20haに8,000本のジュルトゥンの植樹を終えました。さらに、50haを追加植林すべく、準備を進めています。

インドネシアでの試行錯誤も3年が過ぎました。 渡航回数も30回に近くなりましたが、まだまだ道半ばにも及びません。ある人によると、「100年続けてこそ、評価される」とのことでした。

今年も現地で、 "1box for 2trees" と "20ha project" をサポートしていただだいたインドネシアのみなさん、日本のパートナー企業のみなさんに感謝します。
そして、出張で不在中も、オフィスで部門の業務をミスなくまわしていただいたみんなに感謝します。

数は少ないですが、応援の声をいただいたお客様に感謝します。
ブログを読んでいただきましたみなさん、ありがとうございました。

そして、飽きずに今年も私の話を聞いてくれた友人に感謝します。

私たちプロジェクトチームは本日で仕事納め、2014年は1/6(月)より始動です。
皆様、よいお年をお迎えください。

~ アスクル株式会社 1box for 2trees & 20ha project プロジェクトチーム ~

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