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2014年3月14日 (金)

From conflict to collaboration

1box for 2trees & 20ha project あずまです。
アスクルは2010年から、アスクルオリジナルのコピー用紙の原材料地であるインドネシアのパルプ材植林地を社員が年に数回訪れています。そこでの様々な経験や対話から、サプライチェーンの課題を深く理解し、解決のために利害関係者が協力していくことの大切さを学びました。そして、持続可能な原材料調達には、持続可能なビジネスが必須であることも学びました。

2011年から開始した、インドネシア リアウ州の森林修復再生のプロジェクトは大きなチャレンジであり、難航していますが、失敗はたくさんの経験とチャンスを与えてくれました。このプロジェクトをサポートしてくれたインドネシアのパートナー会社のメンバーは残念ながら、昨年亡くなってしまいましたが、生前に取り組んでいた大きな仕事が、最近実を結んだと聞きました。これは私たちのピーナッツ並みに小さなプロジェクトにもよい影響を与えてくれます。

米国では、私たちと同業のオフィス用品会社が、2009年に停止したインドネシアからの商品調達を、この度、再開したとのニュースも流れています。

From conflict to collaboration
対立から協働へ。
問題を除外するだけでなく、その原因を特定し、解決すること、そしてどうすれば未然に防ぐことができるか、そのしくみをつくることが必要です。

インドネシアにおける土地の利用や所有を巡る争いの背景のひとつに、貧困問題があります。そして、温暖な気候から土地は農作物を育て、カネを生み出します。その土地の下には石炭も眠っています。スマトラ島には勤めに出る会社など日本のようにはありません。
紙パルプ産業は、大きな雇用を担っています。

2010年から、私は一日たりともこのプロジェクトのことを考えなかった日はありません。

インドネシアの紙パルプ産業、そしてアスクルのコピー用紙に批判的な意見がありますが、私たちは対立よりも協働を望みます。
取り引きを続けることによる対話や課題を解決しようとする意思と活動は、取り引きを停止することが与える影響より強いと信じています。

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Thank you for all our business partner.
And thank you for my friends.
Shinichiro AZUMA in Tokyo

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