植林のカーボン吸収の研究
今日は、植林によるカーボン吸収の研究が行われている現場を見に行きます。
■上陸
泥炭地の水路から現場に上陸です。
■研究現場
研究現場と言いつつも、そこはアカシアのジャングルです。
ここは泥炭地の植林地で、植えられている樹種はアカシア・クラシカルパ。植林後数年が経過するとこんな様子です。
ここでは植林によるカーボン吸収のポテンシャルについて、産学協同の研究が行われています。
■ボゴール農業大学との産学協同研究
植林エリアには、ボゴール農業大学から研究員が来ています。泥炭湿地であるこのエリアにおいて、植林による雨水の貯水量やカーボンの吸収・排出などを主に研究しているそうです。
一定の期間、観測地として決めた地点で、木をつたう雨水の量や土壌の状態、気体などのサンプルを採取して研究を行っていました。
現場を立ち去る際、植林エリアとはいえ、こんな森の中に若い女性だけを残すことに不安を覚えましたが、彼女たちは1年くらいこの地に滞在して研究しているらしく、我々よりずっといたのもしいことがわかりました。