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2011年5月23日 (月)

半年で5mに!!

こんにちは。1 box for 2 trees プロジェクトメンバーの藤原です。

5/11~12にかけ、このプロジェクトのスタートとして昨年10月にユーカリを植えた植林地へ、およそ半年ぶりに行ってきました。

突然ですが、私は地理勘には自信があり、道も一度通るとすぐに覚えることができます。ジャカルタでも地元のドライバーが道を間違えると、指摘できるぐらいです。

植林地も森林の中とはいえ、管理事務所の場所や看板などでだいたいの道は覚えていたのですが、植林地を進んでいくと「あれ?こんな道だったかな?」と不安になってきました。明らかに半年前と景色が違います。

「到着?ここ?」と車が 停まったところで外に出て、示された場所を見ると確かに 1 box for 2 trees の看板があります。そして生い茂る木の向こう側には半年前と同じ谷と山が見えます。大きく違っていたのは生い茂る木々でした。

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昨年10月に植えた30cmほどの苗木が、半年でおよそ5mにまで成長し、更地だった場所が立派なユーカリの林になっていました。

30cm
(2010年10月植林当初のユーカリ)

ユーカリの生育の早さは聞いていましたが、直接目の当たりにすると驚きもひとしおです。どおりで途中の道も半年前と景色が違ったわけです。

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ところが、ここである重大な問題に気がつきました。

アスクルカタログ2011年春・夏号の表紙を開いたページに、植林前から2011年1月までの生育写真を掲載しているのですが、目の前にある自分の背丈の倍以上に成長した木々は、同じ位置から撮影してもとても写真フレームの中には納まりきりません。

なんとか自分たちが感じた木の成長具合を写真におさめようと、カメラを低くかまえたり、肩車してみたり、あげくには大型の散水車に登ったりと、いろいろ試してみました。

Cimg0809 Cimg0574

スケール感をお伝えするのは、なかなか難しいのですが、今回撮ったいろいろな写真を1 box for 2 trees スペシャルサイトやこのブログに掲載していきますので、是非、ご覧ください。