地域コミュニティのためのトレーニングセンター
こんにちは、1 box for 2 treesプロジェクトの藤原です。
今回は地域コミュニティの人たちを対象にしたトレーニングセンターを紹介します。
この施設は農業指導をはじめとして、社会活動や文化活動の推進など、地元の人たちが自活していけるための教育・支援を行っています。
以前の記事で、この地域でよく見られる焼畑について書きましたが、森林に意図的に火をつけるこの農法は、昔から続けられてきたこの地域の伝統農法です。
とは言え、煙害や不可抗力的な森林火災など、焼畑は多くの問題を抱えています。
このように自分たちが行っている農法の問題点を教え、啓蒙していくのがこの施設の大きな目的です。
ここではグアバやドラゴンフルーツ、パイナップルなど非常に多くのフルーツ類が育てられていました。
地元の人たちに種や苗を用意して育て方を教えるだけでなく、収穫したフルーツを町のスーパーなどに卸して収入を得るまでの全てをサポートしているそうです。
日本にもよくある果樹園のようでしたが、圧巻なのはドラゴンフルーツ畑です。
ドラゴンフルーツ自体は知っていましたが、サボテンの先になるとは初めて知りました。
この畑のなかに立つと、かなり不気味です。夜だと相当な肝試しになります。
でもここで食べさせてもらった採れたてのフルーツは、日本では味わえないおいしさでした。
35度以上の気候でバテテいた身体には、この上ない水分と栄養補給になりました。
つくる人も食べる人もみんなが笑顔になれるフルーツを生み出すこの施設。
機会があれば、また訪れたいです。
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