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2011年11月26日 (土)

11/6-11 出張報告:森林修復再生プロジェクトの契約完了

こんにちは。

1box for 2trees プロジェクトのアズマです。

11/6 - 11でインドネシアスマトラ島へ出張してきました。

目的は、プロジェクエリア2箇所であるリアウ州とジャンビ州の現場確認、そして新たにスタートする森林修復再生プロジェクトについて、パートナーとなる現地環境NGOとの契約です。

今回は、12月より新たにスタートするリアウ州にあるユネスコの認定を受けた保護区での森林修復再生活動に参加するための契約を現地NGOと締結してきました。

保護区全体は17万ヘクタールを超える広大な面積ですが、アスクルはここで20ヘクタールの協力をします。参考までに、東京23区が22万ヘクタール、日比谷公園が16ヘクタール、東京ドームが4.7ヘクタールです。

このプロジェクトは、昨年12月から計画していて丁度1年で契約にこぎつけました。

ぼんやりとした構想は実は2006年から持っており、5年がかりでなんとかスタート地点にたどりつけたので、あきらめずに頑張ってよかったなあと自分では思っています。

Bogor_sign

当日は金曜日!ということもあり、インドネシアの正装であるバティックのシャツを着て契約締結にのぞみました。さて、どれが私でしょうか・・・。

以前に、日本の関係者からは「どれがアスクルの社員か分からない!ほんとうに行っているのか!?もっと判別がつくようにしろ!」と注意を受けましたが、どうやら無理そうなのでまた怒られることでしょう。

Bogor_imgp5000

今回のプロジェクトは、リアウ州にある保護区に8000本のインドネシア固有種であるジュルトゥンという木を植えます。この木は育ててから7年後には樹液が収穫できて、これがチューインガムの原料になるそうです。収穫は以降40年間できるので、経済的価値があるため現場で協力してもらう地域コミュニティにも貢献できるのです。しかし、様々な脅威が存在する土地ですので、このプロジェクトは我々にも大きな挑戦です。

Bogor_map

対象となる地域には座標軸を記録し、ウエブサイトにて定期的に木の成長を報告する準備をしています。興味をもたれたお客様と、このプロジェクトをつないでいくようなことも考えています。

Bogor_river_2

今回のパートナーとなる現地NGOのオフィスはボゴールにあり、いくつかのNGOと企業が入居するリゾート施設のような優雅な場所でした。その敷地の中には、オーガニックの作物を育てる畑やロッククライミングのウォール、ドミトリーやコテージの宿泊施設、カフェなどもあり、決して贅沢ではないですが、静かなうらやましい環境でした。

Bogor_lunch

最後は、やはり食べ物です。

バナナの葉っぱがさらに雰囲気を盛り立てるインドネシア料理です・・。

次回は、実際のプロジェクト対象地域の報告をするつもりです。

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