11/6-11 出張報告:リアウ州プロジェクトエリア編
こんにちは。
1box for 2trees プロジェクトリーダーのアズマです。
11/6 - 11でインドネシアスマトラ島へ出張してきました。
目的は、プロジェクエリア2箇所であるリアウ州とジャンビ州の現場確認、そして新たにスタートする森林修復再生プロジェクトについて、パートナーとなる現地環境NGOとの契約です。
今回は、リアウ州で行っている 1box for strees プロジェクトの報告をしたいと思います。
この写真はリアウ州のパルプ材のプランテーションです。水が見えますがこれは川ではなく、土壌が含んでいる水分であり、移動や収穫した木材の運搬用に道路をつくると、これが水路となり移動はすべて船です。
前方に見えるのは、ユネスコに「人間と生物圏保護区」という認定を受けた保護区であり、この中でアスクルは新たに森林修復再生のプロジェクトをスタートします。
2010年12月に植樹したアカシアは約11カ月でこんなに大きく育っていました。
あと4年ほどで収穫を迎えます。この生育状況も近々、定期レポートを公開する予定です。
これは、収穫したアカシアの木が積まれている状態です。先程の水路を船で運搬し、集積場に積み上げられ、トラックに積み替えられてパルプ工場へ運び込まれます。
さて、この写真を見てどう感じられるでしょうか。自然破壊?悪?そうではないのです。
私は現地へ足を運ぶことで、同じ写真でも説明文のつけ方ひとつで人が感じる印象が大きく変わることが恐く感じました。遠く離れていて、あまり関心をもつ機会がない土地だからこそ、情報は大切です。
木は収穫しても使っても、苗木を植えて育てれば再生できる天然資源です。
その中で、課題とされることがあれば解決してばいいだけだと思います。
水路を船で走っていると、海で船についてくるイルカのように、小さめの青い鳥が飛び立ち、前を横切ります。よく見ると日本で言うところのカワセミです。
前述の保護区が近くにあるからか、数種類の鳥が見れました。日本のアオサギのような大型の鳥も飛んでいました。
次回は、1box for 2trees のもうひとつのプロジェクトエリアであるジャンビ州の報告をいたします。
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