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2013年3月 8日 (金)

Benefit Distribution System (BDS)

1box for 2trees & 20ha project あずまです。

いろいろなところに踏み込んでいくと、専門家に囲まれ、専門用語が飛び交い、目まいがします。

そんなときは、あたかも知っているようなふりをしてなんとか乗り切る能力が必要です。

【 BDS 】

  Benefit Distribution System

  便益分配のしくみ

この言葉も、気候変動における温室効果ガスの削減目標や行動での重要な項目を示します。

温室効果ガスの削減プロジェクトでは、得られる利益を、誰とどう分け合うか?という取り決めがとても重要でその決定は難しい作業だそうです。

さて、アスクルがインドネシアで取り組んでいる20ha project では、保全区域への植生回復作業に、地域コミュニティに協力してもらっています。

昨年から、第三者によるプロジェクトの調査を行ってきましたが、そこで、20ha project におけるBDSに関する指摘がありました。

簡単に言うと、「プロジェクトでの利益分配に、疑問を持っているひとがいる。」ということです。

Direct_to_malakka

だれがどのくらいの満足を得れば合格点なのか、人間が受けるべき便益、自然が受けるべき便益・・・すべては最初のプロジェクト設計にかかっています。

私たちは、チェックリストとKFSを手に入れることができました。

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Shunichiro AZUMA

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